2016年2月16日火曜日

自衛隊の住民監視の違法性確定 国が上告断念、賠償へ を読む

自衛隊の住民監視の違法性確定 国が上告断念、賠償へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016021601002331.html

自衛隊がイラク派遣活動を反対する住民を監視したことの違法性を認めた判決が確定したとのこと。自衛隊が何故、反対する住民を監視したのか、その理由に感心があります。
実働隊は、上官からの指令だろうけれど、何故、監視せよと命令したのか。
監視するべき理由。
こいつ、気にいらないことやっていやがるから、当てつけに監視してやれ、とか、ごく感情的なものでしょうか。
それとも、状況次第では潰したいことになるかもしれないから、弱みを探れとかあったのでしょうか。

私が自衛隊が嫌いな理由はいくつもありますが、まず気に入らないのは上意下達、下のものは上のものにしたがわなければならないという、およそ民主主義と相容れない、その思考形態が嫌いなのです。
社会全般がこのような世界になればどれほど息苦しいことになるか。

私は自衛隊が存在するのは理解しても、自衛隊はない方がいいのにという、呪縛を常に掛けつづけることが、シビリアンコントロールのまずは始めと考えています。
そういう意味で、今回の判決にはいくらかの進展があったかもしれないと思っています。

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